営業の仕事について教えてください。
鋼材のリース会社やゼネコン関係の会社に訪問し、新しい建築需要を探るのが主な仕事です。具体的には、新しく始まる建築現場についてヒアリングし、その現場でどんな鋼材が必要になるのかを提案しています。
必要になる鋼材の種類は現場ごとに違うのですか?
土地によって変わってきます。例えば、海辺や川沿いの土地は掘ると水が出てきてしまうので、そういう現場では止水性の高い鋼材が必要になるんです。このように、現場ごとの特性をお客様からヒアリングし、当社の鋼材を取り扱っていただけるよう提案するのが、営業の主な仕事です。
田中さんはなぜ、奥戸金属に入社しようと思ったのですか?
一番の理由は、何十年後にもなくならない仕事だということです。衣食住の需要は、ゼロにはならないと思うんですね。そのうちの“住”の部分を支える建築に携わる仕事ということで当社を選びました。
ちなみに、学生時代はどんな勉強をしていましたか?
社会学を専攻し、都市社会学や犯罪社会学を研究していました。なので、私は建築の知識ゼロからのスタートでしたが、経験さえ積めば第一線で活躍することも可能ですよ。
仕事でやりがいを感じるのはどんなときですか?
お客様から指名でお仕事をいただけるようになったときです。他社で同じ鋼材が揃う場合でも、「あなたに任せたい」と言っていただけたときは非常に嬉しかったです。
それは、お客様との関係性をきちんと築いていたからこそですね。
そうですね。普段からご質問いただいたことに対して迅速に答えたり、相手の困っていることを先読みして提案したり…。そういった日々の地道な積み重ねで信頼を得ていくというのは、非常にやりがいに繋がると思います。
この仕事を始めてから、失敗してしまったことはありますか?
商品に関する知識はお客様もかなり持っているので、「なんでそんなことを聞くんだ」と思われるのが怖くて、初めのうちは分からないことを「分からない」と言えなかったんです。その結果、ご注文いただいていたものが納品日に現場に届かなかったことがあって…。
この失敗をきっかけに、「後から迷惑を掛けるくらいなら初めから素直に質問した方がいいんだ」と、何事も恐れずに質問できるようになりました。
御社の社風を教えてください。
東京本社に勤務しているのは、役員も含めて10名程度です。人数が少ない分、風通しの良さは抜群だと思います。立場に関係なく、みんなが考えていることを汲み取れる機会は多いと、個人的には感じています。
道路から鉄道、スタジアム、ビル、商業施設等様々な場所に必要とされる「埋め殺し用鋼材」。
弊社は「埋め殺し用鋼材」において国内トップシェアを誇っております。
あらゆるお客様からのニーズに応えていくのが当社の強みです。
時には億単位のお金が動くこともあります。そんな仕事を一緒にやってみませんか。